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【まとめ】日本海軍の工廠一覧。造船所、海軍工廠、空技廠、航空廠、火薬廠、燃料廠など【日本軍・軍需工場】

【更新履歴】
2020-05-13 記事作成



情報少なくてキッツ..


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【現在地】海軍工廠まとめ

1:海軍工廠

幕府から接収した施設が源流、というパターンが多い
鎮守府の直轄組織であった

航空廠 名前が被るので空技廠に改称 戦争末期には製造も請け負う
空廠  後の航空廠 航空機の修理整備 航空本部所管
火薬廠
燃料廠 石炭や石油などを担当
衣糧廠 
療品廠

海軍造兵廠の改正

・工廠一覧

1903 呉海軍工廠 広島県呉市
1903 横須賀海軍工廠 神奈川県横須賀市
1903 佐世保海軍工廠 長崎県佐世保市
1903 舞鶴海軍工廠 京都府
1923 広海軍工廠 広島県呉市 第11空廠

1939 豊川海軍工廠 愛知県豊川市
1940 光海軍工廠 山口県光市 石油備蓄基地あり

1943 多賀城海軍工廠 宮城県多賀城市
1943 鈴鹿海軍工廠 三重県鈴鹿市
1943 沼津海軍工廠 静岡県沼津市 電子電気系 航空用の無線機など
1943 川棚海軍工廠 長崎県川棚町 航空魚雷を製造
1943 相模海軍工廠 神奈川県寒川町 化学系 火工部あり 爆弾のほか防毒マスクも製造

1944 高座海軍工廠 神奈川県 
1944 津海軍工廠 三重県津市 航空エンジンの製造

仮称O廠 大神工廠 大分県大神 用地買収するも1943年に中止 戦艦、空母用
仮称S廠 室積工廠 山口県室積 1942、43年度に予算成立するも計画中止 大型潜水艦用


・海軍4工廠

軍港に指定された各鎮守府の下部組織として発足
「横廠」「佐廠」などと略されることも多い

造船設備のある4工廠では、船体建造の「造船部」、兵器製造の「造兵部」、機関製造の「造機部」の3つが設置される。以降この3機関が海軍工廠の標準となる

1903年に造船廠から海軍工廠に改組


神奈川 横須賀海軍工廠

幕末に建設された横須賀製鉄所が源流
空技廠の母体

沿革

1865年 慶応元年、江戸幕府が横須賀製鉄所として建設開始
1868年 明治元年、明治政府が接収、建設中だった同施設を引き継ぐ
1870年 明治3年、工部省の所管になる
1871年 明治4年、海軍に移管し「横須賀造船所」と改称
1884年 明治17年、横須賀鎮守府設置に伴い、鎮守府直轄となる
1903年 明治36年、改組により横須賀海軍工廠になる

1932年 昭和7年、航空機部門が海軍航空廠として独立昇格
1942年 昭和17年、ドーリットル空襲で被害を受ける
1945年 昭和20年、敗戦により米軍に接収される

広島 呉海軍工廠

長崎 佐世保海軍工廠

京都 舞鶴海軍工廠

軍縮で一時停止→復帰1936年

・そのほかの工廠

広島 広海軍工廠

愛知 豊川海軍工廠

山口 光海軍工廠

宮城 多賀城海軍工廠

三重 鈴鹿海軍工廠

三重 津海軍工廠

沼津海軍工廠 静岡県

川棚海軍工廠 長崎県

相模海軍工廠 神奈川県

2:空技廠、航空廠

膨大になったので「航空まとめ」へ移動しました

3:ほか

・火薬廠

第1 宮城 船岡
第2 神奈川 平塚
第3 京都 舞鶴

燃料廠

第1 神奈川 大舟
第2 三重 四日市
第3 山口 徳山
第4 福岡
第5 朝鮮 平壌
第6 台湾 本部は高雄

衣糧廠

第1 東京都品川
第2 兵庫 姫路
第3 北海 札幌市

療品廠

第1 東京都 目黒
第2 朝鮮 京城

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